3.いつもチャンスは突然に

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  お姉さん 「じゃあここで待っててね」 舞 「ほら真沙夫、  今こそ仮病を使う時よ!!」 真沙夫 「え、いま!?」 舞 「当たり前でしょ?  まき兄たちが来る前に  ベッドか何かに  横になっておかないと!」 真沙夫(M) 「まじかよ…。  俺はお前みたいに  演技うまくねーんだから  バレても知らねえからな!」 真沙夫 「あ、いたたたた…」 舞 「馬鹿…!下手くそ…っ」 お姉さん 「ん?どうかしたの?」 真沙夫 「あ、えと…  お腹が、いたくて…」 舞 「あああのお姉さん!  どこかに寝かせてあげて  ほしいんだけど…」 お姉さん 「あら大丈夫?  医務室があるから  そっちで横になってなさい」 舞 「あ、ありがとうございますっ」 真沙夫(M) 「我ながら、  この大根役者っぷりは情けない…。  まあでも、こんなにうまく事が  運んでいいんだろうか?」 舞 「ふう、  真沙夫の演技の下手さには  正直冷や汗をかいたけど、  なんとかここまで来れたわね。  真沙夫、またあんな演技したら  今度こそバレるわよ!?  わかってんでしょーね!?」 真沙夫 「しょーがないだろそんなの!  俺はお前みたいに  演技うまくないんだから!」 舞 「そんなの言い訳にならないわよ!  バレたら意味ないんだから!!」 真沙夫 「せ、精一杯頑張ってみるけどさ…」  
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