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しばらくして、
センターに真樹央と
琴子がやってきた
真樹央
「舞、真沙夫ー?」
舞
「あっ、まき兄!!
早かったね!」
真樹央
「まったく…
急に走り出すから
こういうことに
なるんだろー。
もう離れるなよ?」
舞
「は、はあーい。
ごめんなさい」
真樹央
「ん?どうしたんだ真沙夫。
具合悪いのか?」
真沙夫
「あ、うん…
お腹、痛くて…」
琴子
「大丈夫?真沙夫くん。
病院行く?」
真沙夫
「い、いや!
別にそこまでじゃ…」
真樹央
「あんまり辛いようなら
もう帰ろうか?」
真沙夫
「だ、大丈夫だよ!
兄貴たちだけで言ってきて!」
真樹央
「そういうわけには
いかないだろ?」
舞
「か、帰りたくない!
あたしまだ遊びたい…!」
琴子
「あ、じゃあ…
わたしが真沙夫くんに
ついてようか?」
真沙夫
「えっ…」
舞(M)
「この女自分から…?
なんて計算高い女なの…!
優しいところを見せて
まき兄の好感得ようっての…!?」
真樹央
「そんな、悪いよ…」
琴子
「いいよいいよ。
真樹央には妹たちの
面倒見てもらったことも
あるし。」
舞
「ねえまき兄…
行こう?」
真樹央
「うーん、でもなあ…」
琴子
「それに…
舞ちゃんの相手も
してあげないと、
拗ねちゃうわよ?」
真樹央に耳打ちをする琴子
真樹央
「ははっ、そうだな。
よし、じゃあお言葉に
甘えさせてもらって…
行くか、舞」
舞
「う、うん!!」
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