3.いつもチャンスは突然に

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   しばらくして、  センターに真樹央と  琴子がやってきた 真樹央 「舞、真沙夫ー?」 舞 「あっ、まき兄!!  早かったね!」 真樹央 「まったく…  急に走り出すから  こういうことに  なるんだろー。  もう離れるなよ?」 舞 「は、はあーい。  ごめんなさい」 真樹央 「ん?どうしたんだ真沙夫。  具合悪いのか?」 真沙夫 「あ、うん…  お腹、痛くて…」 琴子 「大丈夫?真沙夫くん。  病院行く?」 真沙夫 「い、いや!  別にそこまでじゃ…」 真樹央 「あんまり辛いようなら  もう帰ろうか?」 真沙夫 「だ、大丈夫だよ!  兄貴たちだけで言ってきて!」 真樹央 「そういうわけには  いかないだろ?」 舞 「か、帰りたくない!  あたしまだ遊びたい…!」 琴子 「あ、じゃあ…  わたしが真沙夫くんに  ついてようか?」 真沙夫 「えっ…」 舞(M) 「この女自分から…?  なんて計算高い女なの…!  優しいところを見せて  まき兄の好感得ようっての…!?」 真樹央 「そんな、悪いよ…」 琴子 「いいよいいよ。  真樹央には妹たちの  面倒見てもらったことも  あるし。」 舞 「ねえまき兄…  行こう?」 真樹央 「うーん、でもなあ…」 琴子 「それに…  舞ちゃんの相手も  してあげないと、  拗ねちゃうわよ?」  真樹央に耳打ちをする琴子 真樹央 「ははっ、そうだな。  よし、じゃあお言葉に  甘えさせてもらって…  行くか、舞」 舞 「う、うん!!」  
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