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舞
「あたしまき兄のとこ
行ってくるー!!」
真沙夫
「ここまでブラコンなのも
どうかと思うけどな…」
真沙夫(M)
「まあ確かに兄貴はかっこいいし、
スポーツも万能だし頭もいい。
尊敬できる立派な兄貴だ。
でも…そんな出来のいい兄を
持ってしまったもんだから、
俺は比べられて当然。
自分で言うのも何だけど、
少しヒネてしまったというか。」
真樹央
「おー舞、
来てくれてたのか。
サンキューな。」
舞
「まき兄のためならあたし
どこへでも行くよっ、えへへ。」
真樹央
「かわいいこと言うなあ舞は。
どうだ?今日の兄ちゃん
かっこよかったろー」
舞
「まき兄はいっつも
かっこいいよ!!!」
真樹央
「お褒めいただき、光栄です。
なんつってな、ははっ」
真沙夫(M)
「俺は兄貴に勝てるもんが
なーんにもない。
それが俺のコンプレックスに
なってるなんて、
誰にも言えないよなあ…」
舞
「それでねっ、
まき兄のあのシュートが
すっごくかっこよくってぇ!!」
真沙夫
「まだしゃべるのかあいつは…。
きっとしばらく
かかるんだろうなあ…。
仕方ない、
校内うろついてみるか。」
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