1.俺、恋しちゃいました

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  ―自宅― 真樹央 「なあ舞、  真沙夫どうしたんだ?」 舞 「それが帰ってきてから  ずっとああなの。  何があったのか知らないけど、  うざいったらないわ。」 真沙夫(M) 「あの人…  名前なんて言うんだろう…。  もしかして、  兄貴の知り合いだったりして。  …って!!  全然気のせいじゃねーじゃん!!  胸の苦しみが収まらねー!!  あの人のことばっか考えちまう!!  くっそーっ!!」 真樹央 「……1人芝居…?  あいつ、  悩みでもあるんだろうか…」 舞 「バカみたい…」 母 「もしかしたら、  彼女でもできたのかも  しれないわよ。」 舞 「えーないない。  真沙夫の周りに  女なんて見ないし。」 母 「他校の子かもしれないでしょ、  うふふ。」 舞 「ちょっ、そんなのダメよ!!  真沙夫のクセに生意気!!」 母 「真樹央もいつか  美人な彼女をうちに  連れて来るのかしらねえ…」 舞 「なっ何を言い出すのお母さん!!  まき兄に彼女なんて…」 真樹央 「え?  母さん連れて来てほしいの?」  
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