繋がりの向こう側で

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 正午。  雨が降っていた。  止む気配すらなかった。  俺は雨が嫌いなので、ものすごく憂鬱だった。  憂鬱。  憂鬱。  憂鬱。  仕方ない、切り替えよう。  家に持ち帰った仕事を、一つずつ片付けていく。  無機質なキーボードと淡々と向き合いながら。  
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