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「本気、なんだな」
「ええ、もちろん」
「そうか」
「そうっすよ」
再び、沈黙。
またもや、数分経ったくらいに、アトゥムが口を開く。
「……助けられる自信とか持てたのか?」
「いや、そんなのは無いっすよ」
「なら、何で受けた?」
「相談した友達に、『人助けで大切なのは、助けられるかどうかじゃなく、助けたいかどうかだ』と言われましてね」
「そうか」
「ええ、そうっす」
またもや、2人の間に沈黙。
次に口を開いたのは、テューアからだった。
「店長」
「ん? なんだ」
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