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「な、何でしょう?」
びくびくしながら聞き返すと、ストラはいつになく真剣な顔で、ルーリーを指差した。
俺はもちろん、一瞬で理解。
ベッド横まで移動して、ルーリーの肩を叩きながら、声をかける。
「ルーリー、起きろ。朝だぞ~」
すると、すぐにルーリーは目を開き、上体を起こす。
そこで彼女は止まった。
俺は次の命令を下す。
「えーと……。ああ、こっち側から、えと、ベッドから降りろ?」
ルーリーはベッドから降り、俺の横に立つ。
こんなルーリーだが、移動する時だけは、とっても楽な魔法の言葉がある。
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