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★ ★ ★
それから数時間が経ち。
少々小腹が空いてきたこともあり、休憩をとろうと思った私は、テューアさんのもとへ行きました。
「あの~、テューアさん?」
「ん~?」
「そろそろ休憩にしませんか?」
「ん、じゃあ休憩にすっか」
「では、何か飲み物などお――」
私が言い掛けた瞬間でした。
「うおあぁっ!」
「っきゃあぁ!」
テューアさんが、思い切り私に向かって飛び掛かり、押し倒してきたんです。
「くぅっ!」
「あぅっ……」
ガアァァ―――ァァン……。
何か固そうな物が落ちる音が響きました。
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