恋の足音

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ふと、空を見上げると。 キラリと光る。 ---あ。一番星だ。 あまりに綺麗で、つい、見とれてしまって。 「………清家!!」 イキナリ呼ばれて、はっと気がついた時には。 時、すでに遅し。 ゴンッ!! 電信柱に激突。 「……いっ……たぁ。」 あまりの痛みにうずくまって半泣き状態。 「――――大丈夫か?」 顔を上げると、結城はすぐ目の前に立っていた。
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