ブルーな日々の訪れ

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「……コラ!楓!ここは持ち込み禁止だぞ!」 聞き慣れた声がする。 「マスター!こんにちは!!今日もよろしくお願いします!!」 私がにこにこしながら、挨拶をすると楓は。 「……何その、屈託のない笑顔。ホント、お前、オレのオヤジには愛想がいいよな。」 はあ……と、ため息をついてボヤく。 「当たり前だろ。楓とは大違い。マスターは、なんたって伝説のギタリストなんだから!」 マスターは、楓と同じくらいの長身。髪は、なんと肩まで伸ばしている。
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