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「彰が他の女の子のパンツなんか見てるからでしょ」
口ではそういいつつも、体は彰を起き上がるための手伝いをしている。
「朝から効いたぜ…かすり。昨日の甘くて可愛いかすりはどこにいっ…!!」
ばちこーん、と外は柔らかく、中は固いものを平手がもう一度はたいた。言うまでもなく、彰は激痛に歪んだ顔をして大文字を描いて倒れた。
朝、かすりを彼女にしてから彰は常にはたかれる。原因は彰本人の言動とかすりの恥ずかしいながらの暴力行動。そんな二人を見てため息をつくヒロ。
三人の一日はこうして始まり、勉学に勤しむ。帰りは帰りでまた違う盛り上がりを見せる。
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