本家本元

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本家本元

また…いつものように、酒を飲んで微睡んでいると、声が聴こえた。   ━君は…何なの?━   俺は研究室内部や外を見回したが、誰も居ない。 ただの空耳かと思ったが、   ━此方に来てよ━   空耳じゃない… 間違いなく、俺に語り掛けてる。   ━此方だよ…━   『━━━!?』   俺に語り掛けてきている奴の居場所が、頭の中に流れこんでくる。   『こんな事って、有るのか?』   俺は半信半疑のまま、ソイツのところに向かった。
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