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仲介人
夜になり、俺とサム君は愛車に乗り込み、人気の無い所に向かった
レオン(サム君、ビックリするだろうな)
サム『この辺で良いですか?』
レオン『ここで良いよ。サム君…俺とサム君が初めて会った時の会話を覚えてるかい?』
サム『俺の車が変形した事ですか?』
レオン『そう…あの話は本当だよ』
サム『え?…どうゆう事ですか?』
レオン『今、俺達が乗っている車は生きている。サム君に紹介するよ』
バンブルビーが、慌てて俺に話かける
バンブルビー(レオン!何を言ってるんだよ!!)
レオン『良いじゃないかバンブルビー、それに…眼鏡の事もあるし』
サム『レオンさん…、誰と話をしてるんですか?』
不思議そうな表情で、俺に話かける
レオン『この車と話をしているんだよ。聴こえないかい?この車の声が』
サム『いえ…俺には、レオンさんが独り言を言ってるようにしか聞こえませんが…?』
今度は、俺が不思議そうな顔をする
レオン(どうゆう事だ?俺にはバンブルビーの声が聴こえるのに…)
バンブルビー(レオン…ごめん。僕の声は、レオンにしか聴こえないよ)
レオン『何故?』
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