未知との遭遇

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未知との遭遇

『誰だ!?此処は何処だ!?姿を見せろ!』   謎の声『そう慌て叫ぶな…。私はマスタープライム…、お前を見守る者…とでも言っておこうか。』   『俺を見守る…?何を言ってるんだ!?』   マスタープライム『お前は、発掘研究の仕事をしているな?』   『な…何で知ってるんだ!?』   マスタープライム『そして1週間前…、最愛の人を失った…』   『━━━━!?』   俺は驚きを隠せなかった。 言われた事は全て当たっている… 俺の職業は色々な土地の発掘研究をしている。   そして…1週間前に恋人を失った。 警察は事件と事故の両面で捜査している。 彼女の死因は、巨大で硬い〔何か〕にぶつけられた事による全身打撲と内蔵破裂によるものだ。   彼女の死を受け入れられなかった俺は、酒に溺れた。   自分の研究室で酒を飲んでいたら、突然光に包まれて此処にやって来た。   『本当に見ていたんだな…』   マスタープライム『そうだ…。』   『あんた…さっき、俺が力が欲しいときいたな?』   マスタープライム『聞いたな。』   『俺は…力が欲しい!!人を護れる力が!』   マスタープライム『ならば与えてやろう…力を』
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