窓辺の私と東の彼方

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《どうぞ…こちらへ》 私は目を凝らしながら 『どうぞ…こちらへ?』 その瞬間 本が光り輝く ピカァァ…… 私は反射的に目を瞑った 『くっ…眩しい…』 しばらくすると 何かが聞こえ始める サラサラと何かが流れる音… 私はゆっくり目をあけた 『どういう事!?』 驚く私の前には川が流れている 絨毯も壁もドアも窓も何もない 目の前には見覚えのない大自然 私は呆然と立ち尽くす しばらく考えたが分けが分からない 『もぅ…!何なのよ一体』 後ろから誰かが歩いてくる音がした
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