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【学校】
―悟史が席を立ち上がる―
詩音
「悟史くん!
さと……」
悟史
「何か用?」
(詩音を睨む)
詩音
「え…と…元気…?」
悟史
「…元気だよ…
他に用は?
ないなら行くよ
一人になりたいんだ」
詩音
「そっか疲れてるんだ…
バイト…大変だもんね」
(苦笑い)
「えと…バイトはどこで?」
悟史
「どこでもいいだろ?
用はそれだけ?」
詩音
「悟史く…」
悟史
「だったらいちいち話しかけないでくれる?
めんどくさい」
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