**1**

5/9
前へ
/56ページ
次へ
詩音 「なぁんだそんな事ー!?」   悟史 「そんな事って… 簡単に言ってくれるなぁ…」   詩音 「それなら一層練習に打ち込んで次のチャンスを狙えばいいでしょー?」 「まぁ相手のピッチャーに小細工してまで勝ちたいんなら おじさんも協力できるけどねぇ」(笑いながら)   悟史 「ズルしても意味ないよー」 「でも魅音は一番になるために色々努力するからね。 そこは見習わなきゃ」   ―ブランコから立ち上がり、魅音(詩音)の頭を撫でる―   悟史 「少し元気出たよ。 魅音がはげましてくれたおかげで」(笑顔で詩音を撫でる)   詩音 「わっ…ちょっと…」 (照れて)     悟史 「ありがとう!   じゃ行くね 叔母さんに買い物頼まれてるから」   詩音 「わっ私も買い物!!」   悟史 「! 魅音の家ってお手伝いさんが いるんじゃなかったっけ?」   詩音 「たまには家事の真似事でも するかなって」 (心でミスったと思いながら)   悟史 「へぇ~~ 魅音にしてはめずらしいね」   詩音 「余計なお世話ですぅ~~」   ―――――
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加