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詩音
「なぁんだそんな事ー!?」
悟史
「そんな事って…
簡単に言ってくれるなぁ…」
詩音
「それなら一層練習に打ち込んで次のチャンスを狙えばいいでしょー?」
「まぁ相手のピッチャーに小細工してまで勝ちたいんなら
おじさんも協力できるけどねぇ」(笑いながら)
悟史
「ズルしても意味ないよー」
「でも魅音は一番になるために色々努力するからね。
そこは見習わなきゃ」
―ブランコから立ち上がり、魅音(詩音)の頭を撫でる―
悟史
「少し元気出たよ。
魅音がはげましてくれたおかげで」(笑顔で詩音を撫でる)
詩音
「わっ…ちょっと…」
(照れて)
悟史
「ありがとう!
じゃ行くね
叔母さんに買い物頼まれてるから」
詩音
「わっ私も買い物!!」
悟史
「!
魅音の家ってお手伝いさんが
いるんじゃなかったっけ?」
詩音
「たまには家事の真似事でも
するかなって」
(心でミスったと思いながら)
悟史
「へぇ~~
魅音にしてはめずらしいね」
詩音
「余計なお世話ですぅ~~」
―――――
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