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―悟史が打つ― 詩音 「おお!なーんだ 悟史くん結構やるじゃなーい!」 入江 「北条さんは我がファイターズの誇る三割打者なんです」 詩音 「三割!?」 悟史 「野球は打率だけじゃないよ。 ここ一番で打てなきゃ意味ないんだからさ」 入江 「北条さんは自分の弱点よく分かってますね。 ならばひたすら練習あるのみです」 詩音 「ほー それで落ち込んでたわけかぁー」 「よし!悟史くん 私も特訓に協力する!」 「私ゃ 悟史くんに借りがあるからねぇ とことんつきあうよ」 悟史 「魅音」 入江 「園崎さん… ではぜひこのマネ専用ユニフォームを!!」 詩音M 「たぶんこれは『恋』とかそういう事じゃなくて 彼のいる新しい生活を楽しんでいるだけ 彼との自由な時間を きっと  ただ もっともっと彼の事を知りたい もっとからかいたい もっと頭をなでて欲しい もっともっと一緒にいたい」 ―――――
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