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「おぉ~い?朝だぞー」
「うぅん…」
目を擦りながら、ここが屋上であることを思い出した。
「…先輩?」
「はぁ~い。優しい優しい川端先輩ですよ」
「せんぱぁ~い…」
先輩の腰に抱きつき、愚痴を漏らした。
「学が、俺に女を紹介してきたんですよ。しかも、幼なじみの女に頼まれて…。もう、学を好きでいる自分に疲れました」
「よしよし」
「なんで、俺は学を好きになったんだろう…。ただ、辛いだけで、この想いが報われることはないのに…」
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