友情と愛情の狭間~④
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先輩は、愚痴を洩らす俺の頭を、優しく撫でてくれた。 「先輩を好きになればよかった。そしたら、こんなに悩むことも辛い想いをすることもなかったんだろうな…」 俺が冗談で言った言葉に、先輩は反応した。 「今からでも、俺を好きになっちゃえよ」 「えっ?」 「俺は、栄司のこと愛しているよ?そんなひどい奴なんかより、優しく大切にしてやる」
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