《大樹の王》シリーズ

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【はじめに】    トリ族、というのは、  様々な種類の鳥類を祖先に  持つ、鳥人類の一族達の  総称のこと。    それぞれの一族はそれ単体  としての文化・風習を持ち  互いに干渉しないものかと  考えられてきたが、  とある山奥の谷にトリ族の  集まる『トリ族の里』がある  ことが判明した。    そこは、全ての一族の故郷  であり、多種多様のトリ族が  生活を送り、または拠点と  している。    その里を納めるのは代々  『ニワトリ族』であった。        鳥人類の特徴は、   それぞれ一族によって   異なる  “翼”を持っていること   である。  “翼”は必要に応じて   その形態を変え、   時には剣に、   時には楯となって彼等を    守るのだ………     (『トリ族についての文献』SAVE著)
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