パルとの思い出

裏切り

私が小学生二年生の時、パルは他の近所の猫と喧嘩していた。

パルは喧嘩は強かったが私は小学二年生…。

私はただただパルを助けたくて、気がついたらパルのもとに走っていた。

『ファー！！』

パルは威嚇したかと思うと、いきなり私の腕に噛みついてきた。

『アーっ！！』

私は痛さと驚きで叫んでしまった。

そしてさらにパルは私の腕に爪をたてた。

ようやくパルは私から離れ、どこかに走っていった。

私の腕には数ヶ所穴があいていた。

私はすぐに叔母に治療してもらい、なんとか血も止まり家族はひと安心していた。