疑心

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理人「お前が嘘つくときってわかんの。目合わせねぇし言葉噛むし。」 美奈「ほ、ほんとごめ「もうどーでもいいわ」 また理人に遮られる。 理人はずっと目も合わせてくれない。 美奈「....え」 理人「なんか邪魔くさい。色々と。」 美奈「ね、ねぇ目合わせてよ」 理人「ほら、そう言うだろ? 目合わせなかったらお前もそう言うだろ?」 理人は私を見る。 理人「でもお前は俺がそう言っても理由聞いても目を合わせなかった。 しかも嘘までついて」 本当だ。 私は目を合わせなかった。 嘘までついて。 目を合わせてくれないって こんなに嫌な事だったんだ。 美奈「ごめ「もうめんどくせー」 理人が遮って言う。 今日何回目だろ。 美奈「...え」 理人「もうどうでもいいし 面倒くさいわ。 もうお前に会いにもこねぇわ。」 美奈「...え?」 理人「じゃあな」 そう言って理人は出てった。 面倒くさい...? 会いにきてくれない? 理人に見放されちゃった..? 真実「美奈?大丈夫?」 美奈「ま、まみっ..ど、どうしよぉ...理人に..理人にぃ..やだよぉ!ウー、グスッグスッ」
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