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翌朝...
異世界という慣れない場所、そして慣れない寮ということもあってか龍聖はいつもより早く起きていた。
龍「……いつもより早く起きたのはいいけど、学園長との待ち合わせまでまだ五時間あるよ。」
龍聖はベッド脇のテーブルに置いた時計を見ながらため息をつく。
二度寝するわけにもいかないので、龍聖は着替えリビングに向かった。
朝食にはまだ早い時間だったので、読みかけだった本を読み出した。
龍聖が本を読み終わったとき、時計は7時を指していた。
龍「ちょうど読み終わったし、朝ご飯にするか。」
本を片付けてから、朝食を用意し始める。
30分も経たないうちに料理ができたのか、部屋中に美味しそうな香りが充満した。
テーブルに朝食を並べ、龍聖は手を合わせる。
龍「いただきます。」
龍聖は目の前に置かれた朝食をゆっくりと食べ始めた。
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