番外編1 初夜のハナシ。

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「愛季、結局どうするの?」 「何がですか?」 「生徒会」 本人の意を仰がない、本日夕方の放送。 明ら兄弟とて、何も無理矢理愛季を生徒会に入れたい訳ではない。 愛季自身の意思を聞く事になったのは、同室である明であった。 「ん~…別に、どちらでも…」 シャワーの音が聞こえ、明はドキンと心臓を高鳴らせた。 扉1枚隔てたその先に、小さな可愛い想い人が居るのだ。 それも、一糸纏わぬ生まれたままの姿で。 「僕が護られる心配は無いって分かった訳ですし…って、明さん? 聞いてます?」 「うぁっ!? 何だっけ!?」 己の精神と葛藤していた明は、ハッと顔を上げた。
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