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『別れよ』
無意識に出たその言葉…
佳奈は泣きながら言った。
佳奈『なんとなくこうなるのはわかってたょ…』
俺『ごめん…』
佳奈『他に好きな人出来たの?』
俺『…いや…』
佳奈『そう…ごめんねウザくして。嫌われたくなくて…』
どうやら佳奈は元々そんなに明るい方じゃなく暗いと俺に嫌われると思ってたらしい。
佳奈『お別れ…だね…』
この時本当は止めとけば良かった。純な俺はそのまま帰りの電車まで送った。
佳奈とはこの後は一度も喋らなかった。
……その後にいろんな事が俺と俺の家族を襲った。
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