高校

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俺は中学の頃より荒れだした。 一軒家に住んでた俺、家の壁を壊しまくった。 高校も退学になった。 この頃はシンナーにハマっていた。 自分でもどうしようもない感情…自分じゃ止められない気持ち… (助けてよ…) (誰か止めてよ…) 俺は何かに助けを求めてた。 そんな俺に母さんと彼氏は追い討ちをかける。 夕方に起きると家は静かだった… 弟の部屋を見てもいない… 親の部屋を見ても誰もいない… いるのはこの広い家に俺一人… …出かけたのかな? 俺は親が帰ってくるまで何も食べなかった。 「ご飯はみんな一緒に」がモットーだったからだ。 夜になっても帰ってこない。 夜中になっても帰ってこない。 俺はお腹が空いて 待ち疲れて眠りに着いた。 次の日の夕方に起きたらまだ誰もいない。 心配になった俺は親に電話をする…出ない。何度も何度も電話をする。 母『はい!』 俺『お前今どこにいんのよ!?』 俺は怒鳴ってた。 母『関係ないでしょ!』 俺『あぁ!?』 そう言った瞬間 男『おいコラ!お前何よ?』 彼氏だ…完全にブチ切れてた俺は電話で喧嘩してた。何を話してたかわからない。 電話を切り俺は部屋に戻り泣き崩れた。
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