第三話 学校

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足音がする。 ふとその方向を見ると、土屋がこちらに向かってるのが見えた。 「…よぉ」 「……………」 「俺さ、あんな一発じゃ満足出来ないんだけど…?」 「わかってる…。好きなだけ殴れ……」 「言われなくても殴ってやるよ!(怒)」 あまりに普通な返答に腹が立って、俺は土屋を殴って倒れさせ、またがって胸ぐらを掴み、何発も何発も殴りを入れた。 段々土屋の目から生気が消えてくる。 目の焦点も定まっていない… 俺は、殴るのをやめ、土屋に言った。 「さよなら、土屋」
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