第四話 土屋の欠席

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土屋を殴り倒した日から、一週間が過ぎた。 一週間前、土屋にかした上着がなぜか郵便で届いた。 殴った日から土屋が学校に来ない。 殴った当事者である俺は、少し心配になって体育館裏に行った。 ー体育館裏ー そこには、すでに先客がおり、俺は姿を見て逃げるように走り、建物の影に隠れた。 居たのはもちろん土屋だ。 俺は、ジッと観察して、奴が寝てる事に気づき、静かに近づいた。 「…っ!?日高……?」 目を覚ました土屋が俺を見て驚いていた。
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