第五話 話し合い

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目の前にある土屋の家。 1ヶ月前まで、俺はここで地獄を見ていた…。 嫌がってもやめてもらえない苦しさ、与えられる快感に喘ぐ自分への嫌悪感… 俺は、浮かんだことをかき消すように首を横に振り、チャイムを鳴らす。 出てきたのは、少しやつれた土屋だった。 「…………どちらさま…っ、…なんで……日高が…?!(汗)」 「話があってきた」 土屋は不思議そうな顔をしながらも「立ち話もなんだから…」と言って家にあげてくれた。
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