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……ガラガラ……
「居た居た おーい完二ぃ」
吉宗の入った教室を見ると
―― 2―B ――
私達の教室だ 慌てて私も入る
「やぁ 吉宗どかしたのか んっ 早紀もぅ大丈夫なのか?」
私は息を切らしながら
「大丈夫 大丈夫 心配かけました」
この完二こと【中村 完二】は学年トップの成績で私達と一緒のオカルト部員である
―吉宗は完二に成り行きを全て話した
完二しばらく沈黙したが何かを思い出したらしく口を開く
「その†Grammar book†とわ多分フランス語のグリモワールの事だと思う」
オォォ~流石と感心
完二は気にせず話す
「日本語にすると 呪文集または魔道書ほかにも色々な意味を含むけど…」
魔道書†グリモワール†
この言葉が私の頭に突き刺さる何か思い出さなければいけない事があるきがするのだ
完二はそのまま考えこんでいる
吉宗は急にニヤニヤしながら
「ようやく部活ぽくなってきたね 正式な部じゃないけど(笑)」
完二もそれを聞きクスクスと静かに笑っていた
私も何故かホッとしつられてわらってしまう
「取りあえず今日は帰ろ明日また考えよう」
吉宗がそぅ言うと私達も納得し帰る事に納得した時悍ましい視線を感じた
恐るべき視線のを見ると
「うわぁぁぁ」
私は悲鳴をあげた
何だ今のは確かに黒い影にギョロっした目を持つ何かが窓の外に居たのだ
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