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吉宗と完二もビックリし窓を見るがなにもいない
「おい 早紀大丈夫かぁ」
完二は倒れた私に寄り添って来た
吉宗は窓を開けて周りを見渡しが誰もいない
私は震えが止まらない
さっきの魔神と違い殺気みたいな物を感じた
一瞬頭には、殺されるとはっきりわかった
……なぜ……?……
なぜ私がこんなめに…
吉宗と完二が震える私を抱える様に起こし椅子に座らしてくれた
しばらくして少し冷静さを取り戻して来た
「ありがとう もう大丈夫だから」
二人に心配をかけたくない私は少し強気ふるまった 何故かこれ以上二人を巻き込まない方がいいと思うようにもなっていた
「じゃ 帰ろう家まで送るよ」
吉宗が立ち上がり私に手を差し出してくれた何故かその手に暖かさと勇気を貰った気がした
学校を出た所で完二と別れ吉宗とは家が近所なのもあり家まで送って貰う事にした
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