【魔神】

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【魔神】

「だぁ~かぁ~らぁ~なんで部活として認めてくれないのよ」 早紀はバッンといきよいよく机を叩きながら訴えていた だが相手は至って冷静に 「健全な高校生活に何でオカルトが必要なの?」 「……うっ……」 口をつむってしまう早紀 相手も間髪いれづに続ける 「だいたいね九条さん あなた今日遅刻したんでしょ?これで何回目?」 「…うっ‥しょれは…」 何にも言えなくなっていく早紀は段々ちっちゃくなっていた 「先に生活態度を改めなさい」 とどめと言わんばかりにバンッと机を叩きそして出口を指を指していた 早紀には何にも言い返す言葉もなく 立ち去るしかなかった ‥ガラガラ‥ 「失礼しました……でも あきらめないからね」 ‥‥ビシャ‥‥ 捨て台詞をはきながらドアを閉める。我ながらカッコ悪くなさけない 顔を上げ目に入って来たのは幼なじみの吉宗である。 吉宗は笑いながら 「ねっ(゚▽^*) 無理だったでしょ。あの生徒会長中々の堅物らしからね」 ―そのいかにもわかってました。と言わんばかりのの顔を見てると腹が立って来てしまい ―ドカッ― 「いってぇー 殴る事ないだろ」 ―私はムスッとして教室の方に向かって歩き出しました ‥その後を吉宗もため息をつきながら歩き出しました。
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