パーティって華やかな感じだけど、やっぱり面倒事らしい

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さて、私も準備をしないと。 窓をしめて、いつもの通りシャワーを浴びる為に風呂場まで行く。 流石に朝早くからあいつも覗きに来ないから安心して入れるわ。 どうせ、あいつも汗を流している事だし。 一度自室に戻り、髪の毛を乾かして制服に着替える。 その後髪を梳かして、整える。 しばらく時間があるので、それまで読書に耽る。なんとも優雅な朝だ。一部を除いて。 ……さて、そろそろ朝食が出来る頃ね。下に降りよう。 読みかけの文芸書に、しおりを挿んでリビングに降りる。 コーヒーとトーストの香りが、朝を感じさせる。 良いわね、やはりこんな朝が一番。 「さて、あの子を起こしに行こうかな」 優雅に朝食を終えると、妹を起こしに行ってやる。 あの子は本当に朝が弱いんだから。 寝付けないなら、強がる必要性なんてどこにも無いのに。 私は律儀にノックをする。 だが、反応は無い。 ま、当然だろうな。さて、部屋に入るとしましょうか。 「夕衣、入るわよ」としっかり断ってから入る。 律儀な私はとても偉いと思う。 だって、私の周りには律儀な人がいないんだもの……。 溜息を吐いてみる。
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