平凡であり平凡でない日常

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「いやいや、謙遜は良いからさ……ちょっとこっち来て」 彼女はそう言って私の手を引き、湊谷から聞こえない所まで来た。 「前から疑問に思ってたんだけど、何で美結みたいな美人があんなオタクといつも一緒に居るの?」 「煩いわねぇ……別にいいじゃない。私の勝手だし。一寸した借りがあるのよ」 なんか、変な勘違いをしている友人は、御堂聖奈。
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