序章

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目が覚めると 俺はどこかの家の床の上に無造作に捨てられたような形で寝ていた。   そんな俺の顔を、珍しい物でも見るようにのぞき込む 黒いとんがり帽子の女。   女「お? 起きた起きた」   ひねりのない、ありきたりなセリフ。 だがそれが流れという物だ。   俺は、こいつに助けられたのか。
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