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俺はゆっくり身体を起こす。
周りを見ると、キノコだとか本だとかよくわからない物だとか
様々な物が無造作に置かれている。
女「行き倒れなんて、珍しいな。しかも魔法の森の中だし。なんだってあんなところにいたんだ?」
俺は必死に記憶を辿る。
だが思い出せない。
思い出せるのは自分の名前、自分の持っている力。
ただそれだけ。
それを伝えた。
女「そっか……。ところで、お前の名前はなんていうんだ?」
俺「俺は源(げん)みなもとと書いて源だ」
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