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魔理沙「……」
源「……どうした?」
源は、魔理沙が空を見ながら、不思議そうな顔をしていることに気付いた。
魔理沙「いや……ここ最近、空が変なんだよなあ……。あの時みたいに一部だけ緋色じゃなく、今度のは幻想郷全体が暗い」
今は昼真っ盛りの時間帯だ。
曇りだとしても、空は白く明るいはずである。
しかし、今はまるで夕方のような茜色であった。
源「……」
魔理沙「異変のにおいがぷんぷんするぜ。まあ、今は何も起こってないみたいだから、調べるのは後でもいいな」
その時、元気のいい声が聞こえて来た。
?「あんたたち!! あたいと勝負しなさ……ぐはっ!!」
そして、突然魔理沙の前に飛び出して来たため、声の主は魔理沙の箒に轢かれてしまった。
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