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五月四週目の月曜にサトルを海外出張に送り出してから、何かしらホッとした気持ちで仕事に出ていた。 天気も良い。 仕事も順調。 そう思いながら、荷受け場横の商品管理室で伝票をチェックしていた。 頼まれていた伝票を見つけて、依頼主の農産主任に内線を入れる。 話しながら、目の端にゆっくり動くモノを見て思わず叫んだ。 受話器を放り慌てて外に駆け出す。 間に合うか? 動いていたのは350ml缶飲料50ケースが積まれたカゴ車だった。  
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