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『雪』 降り積もる雪の様に 静かに君への愛が 僕の周りを埋め尽くしていく 『月』 どんなに暗い夜道でも 僕が君の足元を照らしてあげる 『花』 君は 荒野に咲く花の様に 僕の心に愛の華を 咲かせてくれた 『鳥』 君はいつも 羽ばたいていておくれ 僕の心の中で… 『風』 君はいつも風の様に 僕の腕を すり抜けて行ってしまう 君はどこへ逃げてゆくの 『無』 君を失ったら 僕には何も残らない 『光』 君のいるその場所は くもの切れ間から射す 光のそれに似ている 『水』 流れる水の様に 君の想いが 僕の中に愛を流し込む 『火』 君への熱い想いは まるで火の様に 僕を焼き付くす 『時』 君といるこの時間が 止まればいいのに 時は無常にも 過ぎて行ってしまう
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