第1章・怪奇現象多発

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滝の言う奴らとは、かつて仮面ライダーを苦しめ、世界征服を企んだ悪の組織… ショッカーを初めとする滝が仮面ライダーと共に倒し、仮面ライダーによって壊滅したはずの数々の悪の組織だ。 「アイツらが命賭けで倒したはずなのに…何が起こってるんだ…」 〔同日・ニュージーランド・日本時間PM5:42〕 漁師 「おーい、恐ろしいもんが上がったぞ!」 警官 「なんだ…これは…。」 漁師が引き上げたもの…それは人の形をした怪物の残骸の一部だった… 「どうしたんですか?」 と一人の男が尋ねた。 この男は五代雄介。かつて日本で古代より蘇ったクウガの力を使い、同じくして蘇ったグロンギ族・通称未確認生命体と戦った男だ。 警官 「あぁ、この漁師さんが引き上げたものなんだが…不気味なものだ…」 五代 「ちょっと見せて下さい。」 と言い、その残骸を見た五代は驚いた。 なぜならその残骸はかつてクウガとして全て倒したはずの未確認生命体の残骸の一部だったからだ。 そしてその残骸には未確認生命体と似た様なタトゥーが刻まれていた。 驚いたのはそれだけじゃなかった。 その残骸はまだ倒されて間もない様な状態だったのだ。 『まさか、未確認生命体が蘇ったのか?』 五代は同様を隠せなかった。
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