第1章・怪奇現象多発

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五代 「…これはどこで引き上げたんですか?」 漁師 「この先の島も何もない沖合いだ。漁をしていたら遠くで水飛沫があがってな。その近くで漁をしたら引き上がったんだ。」 五代 「そうですか…。」 漁師の話を聞いた五代は愕然とした。 なぜなら未確認生命体はあり得ない場所で倒された事であると言う事である。 『一体何がどうなってるんだ…。』 〔同日・D&P社長室・PM6:28〕 ここは投資会社【D&P】、ここの社長は登太牙と言う若い青年である。 社員 「社長、大変です!」 登太牙 「一体どうしたんだ?」 登太牙こと仮面ライダーダークキバはかつてファンガイアのキングとして君臨し、弟・紅渡こと仮面ライダーキバを苦しめた後に和解し、人間との共存の為にライフエナジーに代わるエネルギー・サンライズエナジーを開発したのである。 社員 「金庫に保管していたサガークが消えました。」 太牙 「何っ!?」 社員 「それだけではありません。ライフエナジーを奪われた人間の遺体が発見されました。しかもそれはまだ奪われて間もないんです…。」 太牙 「何故だ!我々ファンガイアは人間との共存を目指し、サンライズエナジーを開発して共存を保っていたのに…。」 キバットバットⅡ世 「どうした、太牙。」 キバットバットⅡ世は仮面ライダーダークキバに変身する能力を太牙に与えるモンスターである。 太牙 「どうしたもこうしたもない!人間のライフエナジーを奪った奴らが急に現れたんだ!」 キバットⅡ世 「何っ!?…待てよ。もしや!」 太牙 「どうした?」 キバットⅡ世 「ここ最近強く感じるんだ。激しい憎悪と恐ろしい野望を持った者共が日本中…いや、世界中に散らばっているのだ。」 太牙 「まさか、最近頻繁に起こる事件もか?」 キバットⅡ世 「そこまではわからない…。」 太牙 「何が起ころうとしているんだ…。」 太牙の不安をよそに世界各地で起こる怪奇現象はどんどん加速していった。
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