第1章・怪奇現象多発

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〔同日・甘味処たちばな・PM7:09〕 立花勢次郎(いちろう) 「はい、たちばなです。」 甘味処【たちばな】の店主・立花勢次郎が電話に出た。 立花勢次郎は魔化魍(まかもう)と呼ばれる怪物の発見、退治をする組織・【猛士(たけし)】の関東支部長と猛士全体の事務局長を兼任している。 イブキ <イブキです、事務局長。> イブキは魔化魍と戦う鬼・仮面ライダー威吹鬼に変身する男である。 勢次郎 「イブキ君か、どうしたの?」 イブキ <今現場なんですがちょっと気になった事があって…。> 勢次郎 「ほぉ、気になる事?」 イブキ <はい、最近魔化魍の質が変わった感じがするんです。なんか邪気と言うかなんだか凶暴になった感じで…頻繁に魔化魍も出てきてるみたいですし、悪い事がが起こる気がします。> 勢次郎 「うーん、そうなれば一応用事した方が良さそうだねぇ。」 イブキ <わかりました。また何があったら連絡します。> 勢次郎 「じゃあ引き続き魔化魍退治よろしくね。」 こうして電話のやり取りが終わったが邪なる悪意は確実にその勢力を拡大していた。 そして世界の存亡を賭けた運命の日…
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