日常篇②

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「アンタなんで俺の布団の中にいるんだ!?」 「ん?………んん~」 色っぽく伸びをして雫葉が目覚める。 「ん?おはよー」 「おはよーじゃない!!」 想像してもらいたい。 目が覚めたら、自分の顔の数センチ先に寝息を立てて寝ている女性がいるのだ。 うひょひょ、などと言う以前に驚く。 「勝手に人の布団に入ってくんな!!」 「だってぇー、寒かったんだもーん」 「アンタには女の子らしさって物がないのか!」 そもそも、何でこんな事になっているかと言うと話しは昨日の夜にさかのぼる。
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