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そんな事を考えながらブラブラ歩いていると………
「風空公園…」
公園に着いていた。
ちょうどすぐ近くに黄色いベンチ。
歩き疲れたのでベンチに腰掛けた。
「よっこいしょっと」
自分で言うのも何だが爺くさい。
「あ」
ふと辺りを見渡すと大きな校舎らしきものが見えた。
「風空学園……か」
一面真っ白な校舎はいかにも進学校ですと言っているようだった。
俺も明日からあの学校に通う。
ちょうど明日から二学期らしい。
俺はどうやら夏休み中に転校してきた事になっているらしい。
「ややこしいな」
そう言って学園から視線を外すと別のものが視界に入った。
「クレープ屋ルーレット」
それは変わった名前のクレープ屋だった。
ぐぅぅぅぅぅぅ
「………腹………減ったな……」
俺の腹は非常に正直だった。
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