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しかし不運は募るばかり
不良達はさっきから怪しい俺に気づいてしまった。
それどころかカモは俺にすがりついてきた
勘弁しろよ……
「おぃてめぇ何庇ってるんだよ?」
いや庇ってんじゃなくて勝手にすがりついてきたんだが……
「ま、まぁまぁかつあげなんてしないで仲良くしようぜ?」
……長い沈黙
「なぁこいつもやっちまわね?」
「だな」
あぁーあ……やっぱりこうなるんだ
俺は何か悪いことしたか……?
あ、……もしかして今日蓮に悪戯したから?
なら謝るよ。
だから無事に学校行かせてくれ。
不良の一人は軽く顔面を狙ってきたが俺は受け止めてその不良の腹に一発いれた。
「てめぇ!!!」
不良達は六人ほどいる。
その何人かが俺を押さえつけてきた。
やばッ……
「オラッお返しだ!!!」
さっき俺が殴った不良が俺の顔面をめがけて本気でパンチをしようとしてきた。
放たれたパンチは俺に当たりそうになり俺は反射的に目をつぶる。
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