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あの日、俺の10歳の誕生日に親父から送られた手紙で俺の家には家族が増えた。
恋元気か?
誕生日おめでとう。
今日はお前の10歳の誕生日だからプレゼントを送る。
指をパチンと鳴らしてみろ。
手紙には、こう書かれており幼い俺は何も考えずに指を鳴らした。
その瞬間、さっきまではいなかった小さな少女が一本の自分の背丈より高い刀を背負い俺の前に風のように現れた。
指を鳴らして一秒経ったか経ってないか。
幼い俺は、何が何だかわからなくただ立っていることしか出来なかった。
そして、その少女は小さな口を開けて一言こういった。
『マスターご用件は…?』
それが護衛少女との出会いだった。
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