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優紀
わかってるんだ。君は優しくて、綺麗だから独り占め出来ない事ぐらい。
けど、最近まで俺だけの龍だったのに糞金から始まってドンドン皆龍の良さをしってしまった。
俺だけで良かったのに、俺だけ知ってればよかったのに皆龍の良さをしってしまった。
龍にとっては、良いことなのもわかってる。けど、俺は我が侭なんだ。
心の奥で龍は皆に嫌われていて俺だけが味方で俺だけにすがってほしい。と思う黒い自分がいる。
けど、龍は強いからそれも有り得ないってわかってる
わかってるんだ。わかってるんだ。
けど、体が動いてくれない頭が理解してくれない。君と普通の友達でいれたらどれだけ幸せだったろう。そう考える自分もいる。けど、これもわかってる。そんなんじゃ我慢できないところまで龍を愛してしまった事を。
俺は、どうすればいいのだろう。これだけは分からない。
立ち尽くす俺。
もう、何にも分からない時にふってきた魔法の言葉
『そんな事で関係が切れたりする薄い絆じゃないだろ』
そうだよ。そう思ってたけどずっと不安で聞け無かったんだよ。あの事件から。
幼なじみって事を否定されそうで。
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