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「おい天条猿……今、何て言った?」
そしてそれに反応する綾も綾。ほんと何がしたいの君達は。
「ふん!裕一は私の彼氏だ。いや、もはや婚約者と言ってもいいだろう!先に言うが潤江田、お主が私達の間に入る事など出来ん!よって、最初から裕一とヤる権利は私にしかないのだっ!」
……ヤる権利って何だよ。しかも婚約者って……嬉しいじゃねぇか。
それを聞いた綾は、負けずと言い返す。……なんで言い返すのかが不思議だが。
「ハッ!元々恋愛なんぞ精神病さ!関係ねぇ。それに、あんたのそのちっこい胸で、戌威を満足させられるのか?クハッ無理だろ、無理無理っ!」
なんかテンションは戻っても、言ってる事が何か凄いよぉ。ってか、綾……普通に「戌威を」とか言っちゃっていいのかよ。
しかも何?2人とも、ちょっと待ってよ意味わかんねぇ馬鹿野郎。
「ぬぅ!!お主の胸なんてデカいだけの飾りではないか!!そんな物無くとも、テクニックは様々だ!!それに貧乳はステータスだ!!希少価値なのだっ!!!」
……もう放置していいかな?ツッコミ所が多すぎて……
「言い訳結構!!」
「やるのか潤江田ァ!!!」
……俺、ちょっとトイレ行ってくるわ。
俺はギャーギャー騒いでいる2人を教室に残し、1人逃亡をはかった。
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