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行く場所を見失い
帰る道も分からなくて
ただ震えて泣いていたんだ
あなたはあたしの帰る場所
少しの間だったけど
愛をくれる暖かい場所だったんだ
強がって
強がって
涙は絶対に見せなかった
平気だよ
大丈夫だよって
あたしいつも一人で歩いてきた
あなたに出会うまでは
泣くことも
笑うことも
怒ることも
全部押さえてｲｲｺにしてた
なのどうして
あなたの前では
こんなにも
素でいられるんだろう
だけどそれはただの一方通行で
あたしには遠い
あなたは遠い
そう思ったら
『平気だよ』
また笑顔見せてしまった
本当はどうしようもなく
目の前が滲んで霞んで
何も見えないのに
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